〜東京オフ会物語〜
はぐれパカラー【旅情編】
神保の夜は更けて
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ミッキーを後にし、ゾロゾロと歩くパカラー一行。 はぐれたら命取りになる私にとっては人一倍目立つくまる氏は頼りになる存在だ。 ちょっと気取りつつも彼とだけは離れないよう必死になって付いて行った。 そんな折り、隣で話していた忍者Yuu氏が「チョット失礼…」と軽く会釈した後、小走りで我々と離れていく。
「え?誰にも何も言わずに解散する気かな?」
と思っていたところ、くまる氏が笑いながら「ああ、いつもの事ですよ」と、お構いなしに歩を進める。 どうやら彼は信号のある横断歩道を青信号でキッチリ渡らないと気が済まない性分らしい。 たまたまそこの交差点の所に「スナック お忍び」があったのが無性に笑える一幕であった。 直後、くまる氏の背後から「追いついたぁ…」と肩を叩くサラリーマンルックの人物が現れた。 もぐお氏である。 私「どうも初めまして」 も「いやいやいや、こちらこそ初めまして。 いやぁ……同じ昭和4○年生まれで同い年なんですよね?」 のっけから湿っぽい話である。 普段、ミッキーでジェネレーションギャップを感じていたのかどうかは知らないが、なにゆえ開口一番に年齢の話しなのか。 むき出しの仲間意識であった。 しかし、私の抱いていたイメージとは異なり、オジサン臭さを感じさせないお兄さん的な印象である。 この後の飲み会で、私自身ジェネレーションギャップを感じたときの為に、もぐお氏を隣にキープしておこうと決意することになる。(保身) 歩くこと10数分、お目当ての居酒屋に着いたはいいが、時は金曜の夜。10人以上の団体がポッと行ってすぐ入れるはずがない。 どうしたものか…。こういう場面で、やはり頼りになるのはくまる氏である。TBR氏の自転車を借りて後ろにTaro氏を乗せ、近所の居酒屋を当たってみる、と言うのである。 以前からそうなのだが、彼はこういうことになると非常によく気が利き、億劫がらずによく動く。 出来た男だ。私的にはもう機動戦士の域である。 そんな彼らの厚意をいいことに、残された我々は深夜の路上で各自ディスカッションタイムに突入。 おきのさんに「指、見せてください」と言われパカダコを得意そうに見せる私。 いま思えば両親指を相手に突き出すその光景はジェット波越(波越徳次郎)と何ら変わりはない。 指圧をする訳でもないのにアホみたいである。 「きゃ〜スゴォ〜イ!!!」 などと女性に指を触られてちょっと白目をむきかかったところでチンピラ社会人・VDR氏の登場。なんか邪魔された気分だ。
「うぃ〜っす…」
野太くやる気の無さそうな声で合流する彼。全員集合ならば「元気がなぁい!!やりなおしー!!!」と長介に叱られるところである。 彼とは様々な因縁があるが、実は会うのがこれで三回目。かつては飢えたオオカミのようなルックスの彼も年には勝てないのか、往年のエルビスを彷彿とさせる肥えっぷりであった。 彼自身は「ストレス肥り」を主張しているが、自らの肉体で巨乳を造り上げようとしているのではないか、と私は推測している。 ロケンローラーとしての復活を期待したいところだ。
しばらく話しに華が咲き、もう待たされていることすら忘れていた我々だったが、ようやく店内に案内される。 「テーブルが狭い」だの「オレのおしぼり持って行かれた」だのスンナリは乾杯にありつけなかったが、VDR氏の発声で取り敢えず宴会開始。 こういう集まりになると、話しのパターンは「暴露話し」「懐かしの昔話し」「エロトーク」の三パターンくらいなのだが、今回は前者二パターンで終始した。 途中、VDR氏が「乳談議」をしたそうに話しを振ってきたが、あえて黙殺。(笑) 酒の席の話なので詳しい内容は避けるが、『誰それがコスプレイヤーだ』だとか『昔のNMCさんの掲示板はこういう雰囲気だった』とかで大いに盛り上がった。 でも、考えてみれば『昔』と言ってもせいぜい一年前なんだよね。 酒が進みそれぞれで自己が崩壊していく者が現れだした頃、P-ARI氏の「(片手プレイは)誰でも出来ますよぉー。」の発言で 私「よぉし、表出ろッ!!!!」
の持ちネタを披露し、姑息に笑いを取ったりして先陣を切って壊れていく私。 挙げ句の果てにチェリーの枝を舌で結び、女性陣に見せたりする始末。
私はいったい何をアピールしたかったのかッ?!!!(震撼)
もうセクハラギリギリである。私のリミッターはレッドゾーンに突入。 ひと昔前であれば、私もパカでチヤホヤされていた時期があった。 柏で最初にオフ会をした時、私のプレイを見て盛り上がってもらっていた時期があった…。 私にすれば古き良き時代である。 今はパカでは全く目立てぬこの不甲斐なさ。しからば、別のところで目立たねば生き残っていけないのである。
やがて時は経ち、外が明るくなる頃、「宴会お開き」ということで私は目が醒めた。(笑) いつの間に寝てしまったのかは全く覚えていない。目が醒めたとき、誰もいなくて伝票だけが置いてある…というシチュエーションではなくて本当に良かったと思っている。 TBR氏の案内でカプセルホテルに連れていってもらい、初めての蜜蜂体験。 今までは気取って敬遠していたホテルであるが、ミッキー開店までの数時間を寝るだけの目的であるから充分である。 チェックインしてテレビを付けたとき、いきなりエロビデオが流れてきて目的が変わりそうになったのは余談。 泥のように眠り、10:00に間男のようにホテルから追い出されて再びミッキーへ。 土曜の午前中ということもあり、貸し切り状態。 誰も居ない隙にと、フロートファンタやメリーミルカ、Lipsゲロなど今まで手つかずのパートをやりまくっていると一本の電話。 「トラブルが発生したので夕方までの便で帰ってきてください」 ナヌー?!!!である。企業戦士の悲しき末路。 結局その日は誰にも逢えず、15:30に唯一VDR氏とみなおさんが見送りに駆けつけてくれて東京を後にした。(大感謝) ゆでたまごならきっと、こんなエンディングにするだろう。(涙)
※この作品はノンフィクションですが、VDR氏の「肥えっぷり」の辺りは、かなり脚色しています。(笑) |
またいつか逢える日を夢に見つつ
完